油水分離槽 オイラップ
特殊な油吸着マットで油分をキャッチ、
しかも経済的な油水分離槽です。
特殊な油吸着マットで油分をキャッチ、
しかも経済的な油水分離槽です。
排水に油分が発生する工場は必ず油水分離槽を設置するこが義務付けられています。
油水分離槽(オイラップ)は汚泥や油を除去するための装置です。
大きな油の粒子は浮上し、槽内に漂う油の粒子は油吸着マットに吸収されます。
油水分離槽の中に油をキャッチする特別の油吸着マットが装填されており
分散油を完全に除去します。
槽の材質はFRP製ですから、錆や腐食の心配がなく、
冬季の低温や長期の使用に耐え、一定の品質を維持します。
据付工事が非常に簡単で、設置後すぐに使用でき、養生期間の必要がありません。
また、埋設型ですから、鉄蓋を取付ければスペースをフルに利用できます。
油吸着マットの交換(通常4~5ヵ月に一度)と槽の清掃だけで、薬品や動力源は不要ですから、 維持費が安く経済的です。
また、油吸着マットは差込式で抜き取りが簡単、槽の清掃が安易です。
(A)から流入した廃水中に含まれる泥土は、第1槽の泥受槽(B)に沈殿し、浮遊ゴミ等は金網(C)によって取除かれます。次に第2槽に移り、比重の軽い油(浮上油)は浮上して、分散油は吸着マット(D)に吸収され導入管(E)から第3槽に入ります。同じ過程を順次くり返して行い、第5槽では分散油も取除かれ、(F)から排出されます。 (OSB-16には(B)(C)は付属していません) 以上のように当社のオイラップはAPI方式と化学繊維吸着方法により油分を除外する設計になっています。
設置には土木工事が必要になります
一槽目にゴミ処理の為金網と泥受槽がセットされているためゴミの多い排水には有効です。
最終槽に油吸着マットのチップ2㎏が装填された箱がセットされています。
規格 | OSB-10 | OSB-16 | OSB-20 | OSB-40 |
処理槽 | 3槽式(FRP) | 4槽式(FRP) | 5槽式(FRP) | 4槽式(FRP) |
処理能力 | 1.0m3/h | 1.6〜1.8m3/h | 2.0〜2.2m3/h | 4.0〜4.4m3/h |
油吸着能力 | 3.6ℓ | 3.8ℓ | 5.2ℓ | 11.2ℓ |
油吸着マット | 8枚(枠付) | 11枚(枠付) | 15枚(枠付) | 10枚(枠付)/チップ1kg |
槽内側寸法 | 1600(長)×500(巾) ×830(深さ)mm |
2100(長)×500(巾) ×830(深さ)mm |
2600(長)×500(巾) ×830(深さ)mm |
A. 1510(長)×500(巾) ×830(深さ)mm B. 2010(長)×500(巾) ×830(深さ)mm |
実容積 | 476ℓ | 598ℓ | 746ℓ | 1920ℓ |
重量 | 40kg | 55kg | 72kg | 160kg |
泥受槽金網 | 無 | 無 | 付 | 無 |
規格 | OSB-10 | OSB-16 | OSB-20 | OSB-40 |
鉄蓋厚さ | 6mm | 6mm | 6mm | 6mm |
12mm | 12mm | 12mm | 12mm |
鉄蓋
鉄蓋用枠
降雨時,雨水に混じった工場敷地内の浮流物質や油分を除去する大型油水分離槽です。大量の雨水に対応できるように200Aの排水管が装備されています。
土木工事不要なので設置が簡単!
※地上型の製作には水中ポンプが必要です。槽内の水の滞留時間で指定される横浜市、仙台市方式に対応!
排水量にあった設置が可能!
1槽1m3なので槽を増やすことにより、滞留時間をとることができます。1時間あたり1m3の排出水で、2時間滞留の場合(槽2個使用)
1時間あたり1.5m3の排出水で、2時間滞留の場合(槽3個使用)
1時間あたり2m3の排出水で、2時間滞留の場合(槽4個使用)
排水入口にゴミ取り網を取り付け、排水中のゴミを取り除きます。網の清掃も簡単にできます。
吸収した油は、再流出しません。水中で腐敗せず、能力は低下しません。特殊吸着マットですから、指定のものをご使用ください。(油吸着マットの交換は、使用状況により異なりますが、出口側の吸着マットに汚泥が大量に付着すると、能力が低下するので、これをメドに交換してください。通常は4〜5ヶ月に1回程度)吸着マットは使い捨てなので枠ごと産廃処分してください。
油を吸着するチップを装填した籠を最終槽に装着しています。排出水が通過することにより、槽内で浮上分離しなかった油分も除去します。油吸着チップの交換は旧材を取り出し、新材を詰め込むだけで簡単に行えます。旧材は焼却処分してください。